転職バイブル転職活動をする前にまずは自己分析をしよう!
転職活動における自己分析とは自分を客観視し、“人材”として見直すことでもあります。今回は転職を成功させるための自己分析の方法について解説します。
なぜ自己分析が必要なのか?
転職を成功させるために自己分析が必要な理由は2つあります。1つ目は自己アピールのポイントを洗い出して整理するため。2つ目は自分が転職に求めるものが何かを明確にするためです。
転職に求めるもの=到達点がわかって目標が定まれば、転職活動に対するモチベーションも高まり、会社探しや面接にも前向きに取り組めるはずです。
自己分析を行うポイントは?
では自己分析とは具体的に何をすればいいのでしょう? 以下にポイントを挙げてみます。
・長所と短所は何か
これは面接でよくされる質問のひとつでもあります。たとえば、あることに興味を持つと集中して取り組むことができるというのは長所と言えるでしょう。
逆に何かに夢中になってしまうと周囲が見えなくなるのは短所と考えられます。
長所短所はこのようにお互い真逆の関係になっていることもあります。一度よく考えてみると、
自分はこんな人間ですということを伝える材料になるでしょう。
・アピールできるキャリア、スキルは何か
これまでの仕事で得たキャリアやスキルを含め、新しい会社で生かせそうな能力をリストアップしてみましょう。
資格、語学力、PCスキル、コミュニケーション能力、文書作成能力、接客経験、業界知識、チームリーダー経験、人脈......どんなことでも構いません。すべて書き出してみることで、きっと自分の"売り"が見えてくるはずです。
・自分は何を手に入れたいのか
仕事を通じて、あるいは転職によって、自分は何を得たいのかも確認しておいてください。
収入、ステイタス、やりがい、出世、安定した生活、好きなことを仕事にすること......
複数ある場合は優先順位をつけてみることで転職目的が明確になります。
・将来のビジョンは?
5年後、10年後自分がどうなっていたいかをイメージします。仕事内容、肩書、年収、どこに住んでいるか、
結婚はどうするかといったプライベートも含めて想像しましょう。
そこから逆算すれば今何をすべきなのかということも見えてくるはずです。
第三者に見てもらうことも大事
客観的に自分を分析し評価することにも意味がありますが、友人など第三者に分析してもらうことで客観性はさらに高まります。
自分が思いもよらなかった長所や短所、志向に気づくこともあるでしょう。
また、企業とのマッチングを行ってくれる転職エージェントを利用すると、専門家による正確な分析を受けることができます。これは非常に興味深く有効な方法なのでおすすめです。
自己分析を行い、自分のことをよく知ること、まずはここから転職活動をスタートさせてみてください。