転職バイブル初めて転職をする時にやっておくべきこと
初めての転職では何から手をつければいいのかわからず、不安になったり戸惑ってしまうことがよくあるものです。その不安を少しでも払拭するためのポイントは、「転職活動を始める前にやるべきこと」を知ること。ここでは初めて転職する人に向けて、そのポイントを紹介していきます。
転職しやすい時期を知る
最初に、転職活動を始めるのに適した時期について考えてみましょう。
毎年の傾向をみると転職する人が最も多くなるのは2月、続いて10月、6月です。
これに対し企業側の求人数が増えるのは、3月~4月と9月から10月にかけて。
つまり転職市場が最も活性化するのは10月ということになります。
あくまで目安ですが、初めて転職をしようと考えている人は、上記の時期を参考に動き出すことをおすすめします。
初めて転職する人がやっておくべきこと
さて、転職すると決めたら、次にやるべきことは自身の考えをブラッシュアップして、情報を整理することです。
以下、具体例を挙げてみましょう。
・今後のビジョン、要望と条件を整理
転職は再スタートです。「転職することで将来どうなりたいのか」、「どんな業界でどんな仕事をしたいのか」
というビジョンを明確にしておきましょう。会社への要望と条件をリストアップしておくことも必要です。
・業界の動向を調べる
未経験の業界に飛び込もうと考えているのなら、業界の動向についての情報収集も行います。
現状や将来性のほか、どんなキャリアアップの道があるのか、
福利厚生を含めた仕事環境はどうなのかといった点も気になるはずです。
中途、新卒向けを問わず就職情報サイトなどを調べればある程度の情報を得られるでしょう。
・自己分析とシミュレーション
転職理由と転職目的は何か、これまでの経験やスキルは武器になるのか、
自分のアピールポイントはどこかを分析して洗い出すこともとても重要です。
一度、頭の中で面接のシミュレーションをしてみるとわかりやすいでしょう。
転職エージェントに相談する方法もある
自分にマッチする企業を紹介してもらえる「転職エージェント」を利用すると、上に述べたようなことを
担当コンサルタントの力を借りて行うことができます。
有益な業界情報や企業情報を得ることはもちろん、自身の転職に関する考えを整理したり、
有効なキャリアやスキルについてもアドバイスがもらえるでしょう。専門家のサポートを受けることで
今まで気づかなかった自分のアピールポイントを知ることもあります。
自分で分析や情報収集をしつつ、転職エージェントのようなサービスを上手く活用するのも悪くない方法です。
まず自分自身を知って、スムーズに転職活動をスタートさせてください。