転職バイブル転職をする時に資格があったほうが有利になるの?
さまざまな理由から始める転職ですが、転職活動自体は長引かせずなるべく最小限の活動で転職先を決めたいものですね。今回は、そのために資格が有利に働くのか、またどんな資格を取得すべきかについて紹介していきます。
どっちが有利? ブランクのある資格取得者と、資格のない実務経験者
転職の場合、新卒の採用と違い即戦力を求められることが多いので、実務経験者は資格がなくてもかなり有利になります。実務を経験した期間が長ければ、すぐに戦力として働きはじめられる人だと考えられるので、採用の可能性も高まるでしょう。
ただし、最もアピールできるのは「資格を持っていて、かつ継続して勤務している実務経験者」なので、現在実務を積んでいる人は、関連のある資格を取得しておくと良いでしょう。逆に、すでに資格を取得している場合には、その資格を生かして実務経験を積むと転職をする際に有利に働くはずです。
幅広く仕事に役立つ資格とは
数ある資格の中には、職種に関係なく持っていて損をしないものがあるので、ぜひ取得を目指しましょう。
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
MOSは、マイクロソフト オフィス製品に関する技能を図る試験です。この試験で、エクセルやパワーポイントといったソフトの使い方を学べば、実際の業務でこれらのソフトを使いこなせると証明ができます。
日商簿記検定試験
日商簿記検定試験は、企業のお金がどんなことに使われたのか、その財務状態を明らかにするスキルを問う試験です。
この試験を受けることで特に有利なのは、管理や事務系の仕事をしている人ですが、一般常識の範囲として簿記を求められるケースもあるので、取得をして損はありません。
普通自動車免許
この免許は10代から20代前半のうちに取得する人が多く、普通自動車を運転する技術があることを証明します。仮にもし営業職に転職するなら、社用車を運転するケースがあるので持っておいた方が良いでしょう。
TOEIC
TOEICは、英語でコミュニケーションができる能力を証明できる試験です。試験は合否ではなく点数で判定されます。高い点数を取得しておくことで、任される仕事の幅が広がりますし、国際的に活躍できる人材として転職にも有利になるでしょう。
今回、転職で有利になる資格について紹介しましたが、資格は一部の専門職を除き取得をしていなければ転職に不利になるというわけではありません。
無理に資格を取得しようとするのではなく、着実に実務経験を積んではいかがでしょうか。