効果的な職務経歴書の書き方~まとめ
転職活動で必要な書類に「職務経歴書」があります。
採用担当者に「この人材と会ってみたい」「自社で採用したらどのような活躍をしてもらえるだろう」と思わせ、面接に進めるかどうか、「職務経歴書」はあなたを知ってもらうのにとても重要な書類です。
とは言え、
・初めての転職だし、何を書いていいのか分からない
・アピールできる実績はないしどうしよう
という方も多いと思います。
そこでこのページでは、初めて「職務経歴書」を書く方に、「職務経歴書」の構成とコツについて、転職支援のプロ、キャプラ転職エージェントが「職務経歴書」のサンプルを用いて紹介していきます。
ぜひチェックしてください。
1タイトル・日付・氏名
書類の名称「職務経歴書」を大きめ・太字で記載し、右詰めで提出の日付、氏名、生年月日(年齢)を記載するのが一般的です。
最も目立つ部分なので、誤字脱字がないか古い日付になっていないか注意してください。
2略歴(経験要約)
職歴を端的に分かりやすく表現するのがポイントです。
社会人になり、自分がこれまでに担当してきた業務や身につけたスキルなどを100字~150字程度にまとめます。
応募先企業(応募職種)で役に立ちそうな経験や能力を一読してわかるように整理し、すっきりとまとめましょう。
3職務経歴
最もベースとなる部分です。
自分の職歴の中のポイントが採用側に伝わるように「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」「具体的な成果」を5W1Hを意識して整理し、箇条書きで書きます。
★ポイント
- 体言止めで端切れをよくするのも効果的です。
- 項目ごとに整理して記載し、何についての記述かをわかるようにします。
- 実績や規模など数値で具体的に記載し、客観性を持たせるのもよいでしょう。
4資格・スキル
■資格
応募時点で保有している資格を正式名称で、取得年月とともに記載します。
資格取得に向けて勉強している場合や受験予定の資格も評価につながることがあるので書いておきましょう。
応募する仕事と関連がある資格は必ず書いておきましょう。
■スキル
応募先企業(応募職種)で役に立ちそうなスキルや知識を記載します。
「業務経験」「PCスキル」「語学」などと項目を分けて、それぞれに具体的な内容を書くのが基本です。
5自己PR
応募先企業(応募職種)でどう貢献できるのか、仕事上での長所を記載します。
具体的には、これまでの仕事の実績、これまでの仕事に対する自分の思い、そして未来への思いをエピソードや数値を盛り込んでアピールします。
初めての転職や未経験職種を志望される方は、どの企業でも通用するビジネスパーソンとしての強みを簡潔に書きましょう。
長文にすると読みづらいので、文章の場合は5行以内を目安に、箇条書きの場合はアピールポイントごとに見出しを付けて3つほど書くのがおすすめです。
6その他補足
応募企業に対する明確な「志望動機」や、伝えておきたい「退職理由・転職理由」を書いても構いません。
評価の対象となることを意識して、慎重に記載しましょう。
最後は「以上」で締めくくります。